かえつ有明の校内見学会レポ|正直ノーマークだったのに一気に気になる学校になった話

中学校について

こんにちは、SAPIXに通う5年生の娘を持つ受験ママです。

江東区東雲にある「かえつ有明中学校」の校内見学会に行ってきました。

実は行く前は、そこまで熱心にチェックしていた学校ではありませんでした。
我が家から近いので、「とりあえず一度見ておこうかな」という、本当に軽い気持ちです。

サピックスの偏差値表を見ても、今の段階で第一志望候補というわけでもなければ、
いわゆるチャレンジ校というわけでもありません。

「下の子の参考になればいいけど、わざわざ見に行かなくてもいいかな…」
なんて、今思えば大変失礼なことを考えていました。

ところが、実際に足を運んでみると印象が一変。
帰宅後には、夫に向かって
「ここ、思ったよりかなりいい……!」
と熱弁している自分がいました(笑)。

今回は、そんな「正直ノーマークだったのに、一気に心を掴まれてしまった」かえつ有明の見学会で感じたことを、ホームページの基本情報も交えながらリアルにまとめます!


目次

  1. かえつ有明ってどんな学校?(基本のコースをおさらい)
  2. アクセス・通学環境|やっぱり「近い」は正義!
  3. 英語好きな子にはたまらない!日常に溶け込むグローバル環境
  4. 校舎と施設が想像以上でびっくり
  5. 生徒主体の「プロジェクト」と噂のピザ窯
  6. 放課後の学習環境もかなり魅力的
  7. 校則と学校の雰囲気|自由だけど放任じゃない空気感
  8. 偏差値50前後家庭としてリアルに感じたこと

1. かえつ有明ってどんな学校?(基本のコースをおさらい)

かえつ有明は、江東区東雲にある共学校です。
創立120年以上の伝統がある学校ですが、有明に移転して共学化してからは約20年。湾岸エリアのとても新しくて綺麗な学校、というイメージの方が強いかもしれません。

今回参加したのは学校説明会ではなく「校内見学会」だったので、詳しいコース制度などの説明は当日はありませんでした。
ですが、帰宅後に改めて調べてみると、かなりユニークな3つのコース制をとっています。

  • 一般クラス(レギュラー:Rクラス):基礎を固めて国内難関大などを目指す。
  • 国際クラス(Honors:アカデミック・先進):授業も英語で行う、帰国生中心のクラス。
  • 国際クラス(Core:コア):英語未習で入学して、そこから英語力をぐっと伸ばすクラス。

実際に学校を歩いてみて肌で感じたのは、「自分で考えて行動する生徒(自律した学習者)を育てたい学校なんだろうな」ということ。
ただ知識を詰め込むのとは一線を画す、これからの時代に必要な教育を行っている雰囲気がビシビシと伝わってきました。


2. アクセス・通学環境|やっぱり「近い」は正義!

我が家からはかなり近い場所にあります。
最寄り駅は臨海線の「東雲駅」から徒歩8分。有楽町線やゆりかもめの「豊洲駅」からもバスが出ています。

毎日の通学を考えると、この「近さ」はやっぱり何物にも代えがたい大きな魅力です。
もしここにお世話になることになったら、

  • 朝の睡眠時間をしっかり確保できる(体力の負担が少ない!)
  • 放課後の時間を塾や習い事、趣味に使いやすい
  • 部活や自習室を最後まで目一杯活用できる
    というメリットだらけ。

受験勉強をしていると、どうしても「偏差値」や「学校のネームバリュー」ばかりに目が行きがちですが、「12歳から18歳までの6年間、毎日通う」という現実的な視点で見ると、通学時間の短さは立派なアドバンテージだなと改めて実感しました。


3. 英語好きな子にはたまらない!日常に溶け込むグローバル環境

うちの娘は少し英語が好きで、ありがたいことに現在英検2級を取得しています。そのため、学校選びの際もどうしても「英語教育」や「国際理解」の充実度に目が向きます。

かえつ 有明の英語環境で最も印象的だったのは、「帰国生が特別扱いされず、日常に溶け込んでいる」という点。

国際クラス(Honors)を除き、一般クラスでも普段のホームルームは帰国生も国内生も同じクラスで過ごします。そして、英語の授業だけがレベル別(習熟度別)に分かれる仕組み。
なんと、クラスに10人以上の帰国生がいることも珍しくないそうです。

単に「週に何時間ネイティブの授業があります」というレベルではなく、「英語がペラペラな子や、海外の文化を持った子がすぐ隣の席にいる環境」が日常になっている。これは、英語が好きな国内生の子にとって、ものすごく大きな刺激と憧れになるのではないでしょうか。

実際に見学した英語の授業も、ただ座って聞くスタイルではなく、生徒たちが自然に、そしてとても楽しそうに参加している様子が印象的でした。


4. 校舎と施設が想像以上でびっくり

今回、ある意味で一番驚かされたのが「施設・環境」です。
正直に言うと、「こんなに広くて開放的なんだ!」というのが第一印象でした。

  • 体育館(アリーナ):バスケットコートが余裕で2面取れる広さ。天井も高くて、もちろん冷暖房完備で快適です。
  • グラウンド:全面人工芝の非常に立派なグラウンド!学校の校庭というより、どこかのスポーツ施設かと思うほどのクオリティです。
  • テニスコート:ハードコートが2面。余談ですが、テニス部はかなり強豪だそうです。

校舎全体もガラス張りで光がたくさん入ってきて、きれいで明るく、どこにいても閉塞感がありません。過去にいくつか説明会で訪れた他校と比べても、施設面の満足度はかなり高いと感じました。


5. 生徒主体の「プロジェクト」と噂のピザ窯

かえつ有明の教育の核となっているのが、独自の探究学習である「サイエンス科」
ここでは「対話」や「思考の可視化(シンキング・ツール)」を徹底的に学ぶそうです。

その一環なのか、生徒が自分で企画を考え、学校にプレゼンし、認められれば実際に実行していく「プロジェクト活動」があるとのこと。
過去には、生徒たちの手で、

  • 新芸術教室棟(BLOOM)の屋上へのピザ窯づくり
  • 憩いの場としての小屋づくり
  • 校内環境の改善(購買のルール変更など)
    なども実際に行われたのだとか!

学校から与えられた課題をただこなすだけではなく、「自分たちで問いを立て、周りを巻き込み、実現する」という文化が、学校の隅々にまで根付いています。まさに、アクティブラーニングが注目される今の時代らしい取り組みですよね。


6. 放課後の学習環境もかなり魅力的

部活動は平日の最終下校が17時30分頃まで。その後、希望者は19時30分頃まで自習スペースを利用できるそうです。

驚いたのが、校内にある自習スペースの広さと自由度。
「ドルフィン(ラーニングコモンズ)」と呼ばれる開放的な図書館スペースや自習室があり、合計で80〜150人ほどが同時に利用できるようになっています。
実際、学校内を歩いていると、先生の部屋の前のオープンスペースで質問をしていたり、あちこちのベンチや机で生徒同士が勉強している姿が見られるそうです。

「家ではスマホやテレビの誘惑があってなかなか集中できない……」というタイプの子には、この「放課後に学校で勉強を終わらせてこられる環境」は、親としても非常にありがたいポイントです。


7. 校則と学校の雰囲気|自由だけど放任じゃない空気感

学校全体から感じたのは、「自由だけど、決して放任ではない」という、心地よい空気感です。

校則も比較的生徒の自主性に任されており、髪型もかなり自由度が高く、ピアスなども透明ならOKとのこと。
ただ、それは「何でも好き勝手していい」ということではなく、「自分で考えて行動できるよね」という、学校から生徒への“信頼”があるからこそ。細かい規則でガチガチに縛るより、生徒自身の判断を尊重する大人の扱いをしてくれる学校なのだなと感じました。

そして何より、生徒さんも先生方も、とにかく明るい!
見学中ずっと、「学校全体が前向きで、エネルギーに満ちている」という印象を受けました。

図工(美術)の授業も楽しそう。英語の授業も楽しそう。
みんながやらされているのではなく、学校生活そのものを全力で楽しんでいる雰囲気が眩しかったです。


8. 偏差値50前後家庭としてリアルに感じたこと

正直に言って、今回の見学でかえつ有明に対する我が家の印象は180度変わりました。

見学前は、「近いから一応見ておこう」くらいの存在でした。
でも帰宅する頃には、「偏差値の数字だけで判断したらもったいない。ここは娘の6年間を預けるのに、ものすごく魅力的な学校かもしれない」と思うようになっていました。

我が家が大切にしたい、

  • 生きた英語環境
  • 主体性を育む探究学習
  • 自由で伸び伸びとした校風
  • 通学の負担が少ない立地
    というポイントが、これでもかと重なっていたのです。

もちろん、近年の「かえつ有明」は人気が急上昇しており、偏差値50前後の我が家にとっては、決して「簡単に合格できる学校」ではありません(特に午後入試や特待入試などはかなりの激戦ですよね……!)。

しかし、「どんな6年間を過ごしてほしいか」「どんな大人に育ってほしいか」という本質的な視点で考えたとき、目指す価値が十分にある学校だと確信しました。

今回は平日の校内見学会だけだったので、次は入試傾向などの説明もある「学校説明会」にも参加してみたいと思っています。
正式な説明会で本気の入試情報を集めるのも今から楽しみです。
そして今度は、ぜひ娘本人も連れて行きたいです。
本人が、この開放的な校舎と、明るく自由な先輩たちの姿を見てどう感じるのか。
今から少し、楽しみです!


※この記事は、校内見学会に参加した保護者個人の感想・レポートです。コース内容や入試要項、校則などの正確な最新情報は、必ず学校公式サイトや最新の学校案内パンフレットをご確認ください。

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